『LinuxとFreeBSD等の違いを使用感から述べてみました』


私の使用感なんで苦情バリバリ物でしょうが、一般論でもあるので載せておきます。

また2chに晒されかねないな(汗



<調査対象>
・Linux(主にKernel本体,Redhat,Vineについて)
・FreeBSD
・Solaris
・Windows 2k Server


<まとめ>
Linux
・ローカルサーバ用、デスクトップ用
適当にインストールすれば動く。公に管理しようとすると痛い目にあう
FreeBSD
・グローバルサーバ用
ある程度の設定が必要。PCの知識が無いとしねるかな?
Solaris
・グローバルサーバ用、商用委託サーバ用
強みは企業のサポートを得られる!って事。システムも安定してる。
Windows2K Server
・ローカルサーバ用
サーバらしいです。


<私の管理しているサーバ@2003/3>
 色んな会社に出現しているんで、一社の状況ではありません。

Linux ×4台
これ以外にもいっぱい。 
Vineが殆ど。適当に管理してるのが殆だが、バージョンアップが必要になる等で逆に大変な思いをしている(T_T)
FreeBSD ×1台
これは自宅サーバ。
危ない物は殆ど入れていません。
バグがありそうなOptionも使用していません(かなり嘘ですが、外部から触れる事ができる部分は注意しています^^;)
このサーバは色々気をつけているため、放置中ですがセキュリティ問題とは数年間無縁です。
たまに遊びでFreeBSDのバージョン上げますが(汗。CVSでの自動VerUPも行っていません
Solaris ×1台
これは最低限の設定で殆ど放置(汗。管理したくないからソフトも殆どアップデートしていません(汗
Windows 2k Server ×1台
(D社での上司命令。いつ周りに被害を及ぼすかドッキドッキ。早く捨てたい(マテ)


<これ以外の物>
NetBSD
開発者用。動作するプラットフォームが多いので、特別な目的を持つ人が使用する
OpenBSD
色んな理由でコメントし難いな・・・。セキュリティが強いといわれているが、極めて限られた動作・Optionの時のみでの事。一般的な使用はお奨めできない
Gentoo Linux
LinuxKernel+BSDポリシー+強力なパッケージ管理。ただし、初心者にはインストールすら許されないOS(汗
物は凄いんだろうけど、流されていると言うかなんというか、あるいみ流行に乗っているOS。実用性は・・・


<Linux>(Kernel本体,Redhat,Vine):Linuxサイト
こんな人にお奨め
・デスクトップ環境としてUNIX系のOSを用いたい
・遊び用のサーバが欲しい。管理なんてどうでもいい。(ローカル用)
こんな人には不向き
・不便な環境でもある程度容認できるが、設定通りに動作する信頼できる環境が欲しい
・公開サーバをきちんと管理して運用したい
長所
(適当にPCを使う分にはこれが一番)
・インストールした時点で、色々な物が入門レベルでインストールされている
・デフォルトでかなりGUIベース
・サポートしている一般企業が多い
・使っている人が周りにいっぱい居そう(知識の有無は別として)
・パッケージでのインストールが強力
・速度重視
短所
(サーバ運営に問題が生じる物が多い)
・デフォルトの設定が大変危険
<管理し難い>
・勝手な自動認識などが働き、正常に動作しない場合がある
(正常動作していたものが急に正常動作しなくなる場合がある
 設定が反映されない場合がある。(ネットワーク系いじると再起動が必要なんて事も・・・)

・パッケージの依存関連処理がイマイチ。インストール後に依存エラーが生じてどうしようもなくなる場合がある。
(強力だからと自動アップデータに頼り過ぎると痛い目にある)
<Kernelの問題>
・Kernelにエラーが生じても無視しする。
企業なんかで下手に使うと、後で痛い目を見る
・システムがイマイチ弱い
これは、運用していく上で問題となるような仕様が存在すると言う意味でのもの。
Ex:特定のアプリがSWAP領域埋め尽くして、マシン止めちゃったよ・・・ とか
・ファイル管理のポリシーも管理や安定性が軽視されていて、問題が生じた場合復旧を行い難い
(ただし、一見管理し易そうに見えるかもしれない)


<FreeBSD>:FreeBSDサイト
こんな人にお奨め
管理すべきサーバを持つ人(外部公開用)
長所
・Freeでは最強クラス?にしっかりしている
・基本的に安定志向。TOPレベルの開発者が制限されているので崩壊し難い。
(ただし、挑戦的な部分もあるので安定版を使う必要がある)
・ファイル管理のポリシーも管理や安定性が重視されている。
問題が生じた場合の復旧が行い易い
・安定性をもとめつつ、速度である程度妥協する。致命的部分では安定性重視。
また、安定版と性能版の2つの配布形態がそんざいする
短所
・PCの深い部分に慣れていない場合、全く使えない(汗
逆に深い部分を知っていれば、設定に対して素直に動作してくれます。
&CUIベースの設定が多いです
DOSが使えるならある程度使えるはずです。
・デフォルト時の設定が最低限な物が多い(これは短所と言うわけでもないんだけど^^;)
それなので、インストール後の管理に関わるスクリプトのサポートもLinuxに比べて貧弱
良い例はLinuxの/etc/rc.d/init.d/ にある起動、停止スクリプト。
BSDの場合このようなスクリプトが標準でついて来ない物が多い。これはちょい面倒
・パッケージの依存関係の処理が貧弱(ただし、依存エラーでどうしようもない状態になると言うことはありません)
これは、単体で動作する物をインストールする場合にのみお奨め(汗
・企業のサポートが少ない?
最近はLinuxの方が対応状況が良いかな?
コアな所は逆なんですが、ビジネスがしっかりしてる所はLinuxを扱ってるはず(汗


<Solaris>
こんな人にお奨め
企業で用いて、管理などは委託したい(人件費を浮かせたい)
長所
・商用OSなので企業が保証・サポートしてくれる
(サポート元が老舗で、新設系企業よりもサポートが充実)
・バッツグンのカーネル信頼度(ただし、速度は遅い)
・安定性重視
短所
・設定が面倒
コメント
・Ver8辺りから安定度が落ちてきている?


<Windows Server>
 ・・・ これ、コメントしないとダメ?(汗
えっと、ローカル専用で使ってください。
このサーバでないと動かないソフトは大抵セキュリティホールになるので、
そのポートは塞がないと危険です。
それなので、インタフェイス用のサーバを用意するか、クラックされるかの2択になり易い(汗
後々高くついてしまう可能性が大なサーバ。

ただ、何も知らない人がローカル用のサーバとして使う分にはなかなかかな?

ただし、マイクロソフトのサーバアプリは設定に物凄い癖がある。
インストールしたものの、まともに動かすのに数ヶ月かかってしまうなんて事もありうる。
泥沼にはまるタイプの危険なサーバ。